音楽を聴きながら勉強ははかどるのか。
学生時代、音楽を聴きながら勉強をしていた‐という方は多いのではないでしょうか。近年、タブレットやTV、インターネットが普及して、ラジオを聞くという人が少ないように感じます。
友人がお子さん(小学5年生)とうちに遊びに来たときのことです。
ラジオをかけていたところ、まずは「どこからか音がでている」と。
そしてコンポのスピーカーを見て、「?なにこれ?」と言い、
「!ここから音がでるのか!」とびっくりされました。
おうちにコンポやラジカセがなく、CDを聞くのはもっぱら車の中という人も多い世の中だと思いますが、勉強する環境にはコンポやラジカセがあるのが一番だと私は考えています。
テレビは”時間泥棒”
なぜなら、テレビやタブレットでは、画像との切り離しがどうしてもできません。画面があれば、それを見たくなるのは心情。
大人や、自分が何をすべきなのかなど、優先順位で動ける人はいいでしょう。
しかし、大人でも、子供でも、どうしても目が行ってしまって立ち止ってしまうものが動画です。だからこそ、どこの交差点にも今や大画面が設置してあって、信号で足をとめた人への情報提供とか、道行く人の興味をそそらせるような動画を流しているのです。
テレビは時間泥棒 今やテレビだけではなく、インターネットも時間泥棒ですね。
しかし、泥棒だけではなく、きちんと計画的に見るのであれば、これほど優秀なものもないですね。テレビやインターネットで、世界中の様々なことや物を知ることができるし、勉強にもなります。
物の使い方
ようはそものをどう使うかによって、泥棒になるのか、知識の泉になるのかが決まるのです。
かけるならばどんな音楽がいいのか。
一緒に口ずさんでしまうような歌詞の入った音楽は勉強に集中しているとは言い難い。たとえ、うたわなくても、ハミングするだけでも脳は発声という部分で使われてしまうから。
どんな音楽が集中するのかは人それぞれだと思いますが、クラシックやピアノ音楽など歌詞の入っていないもの。ジャズミュージックもテンポがいいかもしれませんね。
今は歌詞の入っていないinstrumentalもかなり出ていますので、お店で流したりもするでしょうが、集中するために使用している方も多いのではないかと思います。
音楽を聴きながら勉強する学科は何がいいのか。
では音楽と相性のいい科目はなにか。国語は文章を読んだ上での解答などが多いので、音楽は向かないでしょう。
向くのはやはり算数
うちの子供達は算数をしているときに音楽がかかっていると、解くペース・とりかかるスピードが速いように感じます。
逆に国語の場合は注意力散漫になってしまうので、いわゆる雑音の状態で解くのがいいのかもしれません。
今、娘は私が隣に座って、かかりっきりで見ててあげないとできない状態なのですが…
それはそれで徐々にかかりっきりの時間を減らしていければいいなと思っています。
どんな場面であろうとも集中できる力を持つにはどうすればいいのか
常日頃から雑音のある状況で物事を行ってきている人には楽にできるものかもしれませんが、最近はなかなか無音の状態に慣れているので、雑音の中では集中できないお子さんもいらっしゃるようです。受験本番は親が隣にいることもできない。ラジオ・音楽をかけることもできない。
かといって、無音の状況で行われるものでもない・・・
すべては積み重ねにより培われていくもの。
まずは短い時間帯で集中力を養っていくことがいいのだと思います。
どんな状況でも
状況は日々変化するものです。おうちの中でも一瞬でも同じ時間はないと思います。
だからこそ、居間で勉強するのがいいということなんだと思います。
20分勉強に集中して、10分は休憩、慣れてきたら30分集中して10分休憩…
こんな感じで、小学生の間は60分集中力が続けられればいいのかなと思います。
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