PTA

2017/01/17

学校

t f B! P L

来年度、私はPTAの役員をしなくちゃならなくなりました。

うちの学校は「ポイント制」を取り入れていますが、それについては、もろもろ思うところがあります。

本来、PTAとは・・・



PTA (Parent-Teacher Association)

任意加入の団体であり、必ずしも加入しなければいけない団体ではないです。
そして、全児童生徒のためのボランティア活動というのが本来のあり方です。
しかし、現状、ほぼ、強制的に加入させられるようなところが多いと思います。

  • PTAに加入していないから、学校のPTA主催の行事に参加させられない。
  • PTAが出しているから、卒業式に胸の花をつけることができなかった。
など、最近は話題にあがってくることがおおい、本来あるべきPTAの姿とはかけ離れているところが多いです。


そして、PTAに加入したならば、もれなく「ボランティア」で、いろいろな手伝いをしてくださいというもの。
ボランティアとは、強制的に人員を募って行うものなのでしょうか。
ボランティアとは、自分自身の意思によって、その活動に自身の労働力・技術・知識を提供することだと思います。
共働き世帯が増えている現代ではこの「ボランティア」ができないという方が多いと思います。
それでも、なんとかしてみなさん参加している状況でしょう。
我が家も私が働いていたときは、何とかお互い仕事を休んだりして参加したものです。

PTAの運営もそれぞれの学校によりけりだと思いますので、一概に何とも言えませんが、この「ボランティア」に関し、それぞれの世帯に平等にされているのかと思いきや・・・
違いました。

「免除」が存在する

もちろん、それぞれ個々の理由がありますが、どんな理由で「ボランティア」免除の決定がなされているのかが解らなかったので、以下の点を聞きたいと思うがいいのだろうかと現PTA会長に聞いてみました。
  • 運営員会でみなさんの前でどのような理由で免除の方がいるのか
  • そして、免除されている方々は全体のどのくらいの割合でいるのか
なぜ、運営員会で聞こうとおもったのか、それは周知することが大事だと思ったからなのです。しかし、校長先生や、教頭先生は違うお考えのようでした。
「個別に質問頂ければお答えします」
個別に回答もらうのでは意味のないことだから、いやな思いをしながらも運営委員会で質問しようと思ったのに・・・
「ボランティアを免除されている人(世帯)がいる」事がわかれば、
誰だって、「免除の人がいるの?」「なんで免除なの?」という疑問を持つと思います。
まして、「うちは免除だから~」と言っている人がいればなおさらです。
なのに、公では答えられない。個別に回答・・・

各学年本当に数名、若干名ということであれば、私も何も思わなかったでしょう。
しかし、事前にポイントの集計などをした際、免除の人数が各学年2ケタほどはいる状態でした。一学年100人にも満たない学校で、十数名が免除相当な理由を持つことが少し考えにくいと思い、疑問に思ったのですが。

世帯換算でいけば、うちはもうPTA役員をしなくてもいいくらいの「ポイント」は持っているのですが、役員に関しては、上記の免除世帯があるおかげかわかりませんが、子供換算なのです。
なので、免除世帯にならなければ、子供がいればいるほど、ポイントを多く取得しないといけない。
現実的ではない制度の為、今年度の役員でもいろいろ工夫をしようとしましたが、変革を良しとしない方々がいたりで、いい方向には進みませんでした。
ちなみに、うちは今年度、副会長でした。会長・副会長が変革しようとしても、周りからまったがかかるので、変革は断念せざるをえませんでした。

基本的に、「お母さんの集まり」

業者に依頼をするとして、最初に何をしますか?
業者選びをしますよね。
ある程度の業者をピックアップしたら、次は?
とりあえず見積もりをとってみよう。ということで、相見積もりを取ろうとしたところで、他から「待った」が入る。
そこで、先生に「相見積もりとりたいけど反対されてしまいました。先生からもなんとかいって~」的なお願いしたところ、返ってきた答えが
『PTAは基本的に、お母様方のあつまりなので・・・』
今回はどなたかのお知り合いの方がいらっしゃるという理由で一社だけに絞っていたそうです。
え・・・?
普通に、仕事していた人間として考えたら相見積もりとか取りますけど、それって、「お母さんの考え」とは反するのですか?
広告を見て『こっちのお店が安いからこれはこっちで買おう』とか考えるのは、紙面上で相見積もりしていることと同じではないのでしょうか?
買い物に行ったスーパーで、品物をみて、『これは確かあっちのスーパーのほうが安い』と思うのは、相見積もり(比較)のようなものではないのでしょうか。
私の考え方は「お母さん」目線ではないということでしょうか。

そんなこんなで、今はPTAに関して、幻滅しかありません。
(上記発言された先生に対しても、幻滅してしまいました・・・)

はっきり言って、これからPTA活動は苦痛です。
ですが、今回与えられた職務だけはきちんと全うします。
与えられた職務をきちんとこなしていなければ、不満をいう資格はないからです。

仕事を辞めたからできる「ボランティア」ですが。
辞めてなかったら、会議にも出席できないので、ぞっとしますね・・・

かといって、ほかの学校もそうかというと、近所の学校では全く違う状況のようです。
PTAは一度やってしまえばOKという考えから、立候補される方多いのだとか。
新しいことにも積極的にやってみようというスタイルで運営されているとのこと。

結局のところ、学校学校の特色が出てくるのです。
うちの小学校は、
「あっちは生徒数が多いから」『ではなぜ免除世帯が多いのか』
「あの学校はできる人が多いから」『やる気がなければ、できることもできない』
というかんじで、どうもやりやすいように改善しよう!という気持ちがない。
やろう!と、先導しようとしても、「私たちには無理だから」
というなんとも後ろ向きな学校です・・・
2年続けての役員ですが、来年度は変革などしようとせずに、粛々と職務を全うします。
(こうやって、つづいていくのかもしれませんが、いつか、素晴らしいPTAといわれるような団体になってほしいところですね)

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子供達とのお出かけや、食事など、日々の細々したものをつづっています。 関東近郊・東海地区・北陸方面など多方面へ基本的に日帰りで出かけています。 中学受験を視野に入れ始めたので、最近は少しペースを落としている状況ですが、ゆっくりでもお役に立てるような情報を更新していきたいと思っています。

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