2020年度の中学一年生、高校一年生は、大変でしたね。
いや、どの学年も大変でしたけど・・・まだまだ続きますが、どこまで続くのか・・・
今回、思ったことは
コロナ禍への対応によって学習面が左右される。
息子は公立中学校に行ったけど、やっぱり対応が遅い。
娘の私立中学校はICT教育を始めつつあったので、先生も不慣れな中、早い段階からオンライン授業に切り替えていたので、少しの遅れ程度です。
先日、ある中高一貫校の校長先生のお話が新聞に出ていました。
2月の段階からPCやネットに詳しい先生を各教科内で確認し、どのように進めていけばいいのかなどの会議をしたと。そのため、カリキュラムとしては遅れはないと書かれていました。一同に会する行事はさすがに中止せざるを得ませんでしたが、ほかの事は定期テスト含めて行い、そして夏休みの短縮はしていないと。
多かれ少なかれ、やはり私立ではこのような対応をしている学校はあるでしょうし、新聞に載っていた学校だけではないと思います。
カリキュラムをただ進めればいいわけではなく、生徒の8割程度は理解して進められているということが大事だとは思います。もちろん対面時でも理解が不十分な子もいると思いますので、そういった子供たちがオンラインによってどのくらい増えるのかなどは先生が把握できるような対策はされているのでしょう。
このような対応ができるのはやはり私立の強みかなと思います。
かたや、公立中学校では同学年・学校全体、家庭でも足並みをそろえられないと進めない事柄が多いので、印象的にはとても遅いという印象がぬぐえませんでした。
昨年息子の学校ではパソコンが一人一人に貸与されたようですが、しばらくの間は学校から持ち出し禁止ということでした。
今回、2度目の緊急事態宣言を受け、自宅に持ち帰らせるかどうかというお話になってきているようですが、保護者へのお知らせはまだ受け取っていません。
確かにコロナ禍で収入面で私立を倦厭する動きや、あきらめる動きはあると思いますが、現在は補助金なども充実してきているので高校選びは幅広く視野を持って対応していきたいですね。公立でも、私立でも本人がやる気を出せる学校選びが重要だと思います。
遊びたいから友達が志望する学校、先輩が楽そうだからと楽な高校に決めるといざ入学したときに「授業がつまらない」等自分とのギャップに苦しむ3年間となる可能性もありますので、高校選びはお友達や先輩に左右されず、自分自身で行きたい学校を見つけてもらいたいです。
そのために親は複数の学校を研究する必要がありますね。
家庭の方針と違う学校をピックアップしても子供は気に入っても親が「こんなはずでは」と思う可能性もありますし。子供自身で選択することは必要と思いますが、親もその学校を知ることは必要であると考えます。
2020年度の中学一年生の大学受験時、2026年はかなり差が開いてしまうのではないかと危惧しています。そうなるとやはり2023年の高校受験での判断「どのような高校で、どのように3年間を過ごすか」が重要になると思っています。
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